ぴろは勝負に強いとよく言われる。自分もそう思っていた。

けれどそれってマイルに限るのではないか。

400mはそうではないと思う。



ぴろに勢いが出始めたと考えられる5/2の国士舘大学の記録会から振り返る。

48.30。関カレA標準を絶対に切りたかった。切れた。これは良い。


次に5/21関カレ予選。49.13。2着までの着順狙い。よくわからずメリハリのない走りをして4着。たまたまタイムで拾ってもらえた。結果的に組み運が良かっただけ。


同日の関カレ準決勝。47.39。当たって砕けろ!でなんか砕けなかった。着順とかはあまり考えられていなかった。とにかく全力で走ることしか考えていなかった。自分に賭けてみたらベストパフォーマンスができた。かなり良かった。


5/22関カレ決勝。47.77。4位。表彰台を逃した。腹は限界を迎えていた。準決勝1位通過を変に意識してしまっていた。競技前も負ける言い訳を探していた。表彰台、優勝を目指そうと思っていたものの実際はそんなこと全然思えていなかった。自分を信じられていなかった。案の定負けた。


7/11三商戦。46.70。勝った。ただ、優勝狙いというよりかは+5点となる大会新狙い。富士北麓WT標準切りチャレンジも兼ねていた。結果は最高。というか足が速すぎる。


8/8トワイライト・ゲームス。47.48。これは最初から突っ込んで45秒台を体感するという目的が達成できたためそれ以上はなし。あとは言い訳しかない。レースとしては負けている。


8/9富士北麓WT。47.85。全カレの前哨戦として勝負しようとした。100m行かずに腹が死んだ。完敗。



実は勝敗を意識したときにはまだ勝てていない。標準切りチャレンジに成功している、勝負所で一定戦の水準で走れていることを考えるとプレッシャーには強いといえると思う。

まだ勝負には強いとは言えない。




正直全カレは、関カレや富士北麓とは違って怖い。

なぜ怖いんだろう。

どうしたら怖くなくなるんだろう。



関カレ、三商戦前に比べて状態が良いとは感じられない。

練習のタイムもあまり良くない。飯塚さんのそれは無理だろっていう設定を守れることがなくなった。

練習でどこをつぶしていきたいか。全部。逆に心配のない部分はない。そもそもフィジカル弱すぎるし。



トワイライトと富士北麓で2日続けて6レーン7着。たくさんの遠くの背中を追いかけてゴールすることになった。イメージが悪い。

富士北麓の腹の弾け方のせいで前半の入り方がよくわからなくなってイップス的な感じになっている。

コーナーSDは最初の3歩くらいがノソノソして遅い。


じゃあ初っ端から攻めてみるか。

そう考えるとトワイライトで220mくらいから足がピタッと止まったことを思い出す。


前半はノソノソを受け入れるか。

確実にタイムは出ない。関カレ予選みたいなよくわからない一番つまらないレースになる。



自分にできるレース展開ないじゃん。詰んでる?







こんなことを考えてしまうのが最近の自分。




なんか考えすぎ。なんか違う。

なぜ?



必死なのだろう。


記録面の成長にはまったく追いつけていない。

GWにぎりぎり関カレの標準を切れた人。何とか48秒台を出せた人。

自分はそこで止まっている。

さすがに47秒台は関カレという舞台もあって、たまたまうまくいって出せたとか考えることはできる。

でも46秒台は意味が分からん。三商戦はめちゃくちゃ気持ちが入っていたことは確かだが、それ以上は全然覚えていないため検証することが難しい。

答えが見つからないからずーっと考えてしまう。


それで規則性とか探し出そうする。

よくわかっていないのに46.70で走れた時の自分と比較してネガティブになる。



タイム的にレベルの高いレースに大学を代表して出られるようになる。

自分の中ではそんなことができるほど競技力のある選手じゃないのに。

自分には大きすぎるレースに出て、大きすぎるものを背負いだす。


急に7月から8月前半までは4継の全カレ標準チャレンジという、その直前まではまったく予想をしていなかったものを背負うこともあった。


さすがに心が追いつけていなかった。富士北麓WTの出場が決まった翌日の合宿2日目にダウンした。




気づいたら追い詰められている。





そもそもマイルを走りたくて陸上を続けたのであって400mはマイルの出場権を得るためにやっているものだった。

そんな種目で大学を背負わせてもらえるようになったことで、いつの間にか自分の競技のメインが大学を背負って走ることになる。

400mを走る自分がうまく見つけられない。

何をしたくて何のために400mに向き合うのか。













そうやって追い詰められるならメリットないし、一旦どうでも良いんじゃないの?




まあここまでいろいろあったけど次のことは次でほかのことは一旦置いておいていいんじゃない?

これが本当の自分の考え方なはず。

人間はネガティブな思考をしがちなのだから競技に関して過去のことを考えるのはもったいない。

考えるにしても成功体験のみで十分。



陸上は楽しいからやっている。そもそもエンジョイ勢。

楽しみたい、応援してくれている人にも楽しんでもらいたい。

だからマイルが大好きだ。動画に入っている声援がうれしくてしかたない。

自分の走る400mが自分にとっても他人にとっても魅力的なものであってほしい。

たった50秒弱の自分のレースを楽しかったと言ってもらえることが一番うれしい。


それだけ満たされればかなり十分。


成長のために分析は必要でもそれ以外のためにはな。



大学を背負わせてもらえることはとても光栄、うれしい。

ただ背負うことを目的としてやっているのではない。

自分が本気で競技に取り組む気持ちを作れてこそ。

結果的に背負わせてもらえるのだから責任を持って取り組むことになる。

こんな機会なかなかないのだから。


対校戦に出るたびにたくさんのOBOGさんから声をかけてもらえる。

背負わせてもらって走ることで少しでも期待して楽しんでもらえるなら自分が400mに本気になることにまた一つ意味を見出せる。



考えることはそのくらいで良いと思う。

本当の自分はそのくらい考えるだけで十分なのだから。







全カレという舞台に対して思うこと。


日本一を決める大会に出場する権利を得たのだから、当然勝負にこだわる。

記録会ではなくチャンピオンシップ。

全力で取りに行く。チャンスをもらえたのだから。


責任をもって戦う。出たくても出られない人がいるのだから。



このくらいが自分のキャパの限界。








本来の自分に戻ろうと思う。


全カレは怖い。なんか久しぶりにこのドキドキが味わえてまた良いっすね。

緊張したときにしか味わえないこの感じ、たまんないんですよ。

本番はどうなるかなー。応援よろしくー。


楽しみー。日産でかそー。

また雨かよー。


支えてくれる、応援してくれる仲間もいる。

ただぶつかるだけだよなー。

最善を尽くしまーす。



こんな感じで行っちゃいます。









怪我をしたとしても、記録は伸びます。

戻ってくれば。


一年間レースに出られなかったとしても、ブランクが長かったとしても、戦えます。

勝手に諦めなければ。







たったの50秒弱なのでしっかり見といてください。


9/5だけ僕の専門種目はマイルではなく400mです。












最後に、快成へ。


関カレ標準すら切ってない頃から快成が全カレのことを意識させてくれていたから、今回全カレに出られることになったと思ってる。ありがとう。

正直、関カレ切ったタイミングで快成が「全カレも行くぞー」って言ってたときさすがに調子乗りすぎじゃない?とか思ってたけど、全然そんなことなかった。目指して良かったみたい。

たぶんLINEで関カレの「決勝いくかー」に対してもまずは予選からみたいなかなり冷めたこと言った気がする。足元を見ようとしすぎてた。

常に上を向かせてくれるのは快成だった。本当に感謝しかない。

快成が今競技に関してどう考えているかはわからないけど、冬から支えあってきた仲間として一緒に全カレに出ることをどうしても諦められないから来年のために偵察してくるわ。

そして早く腰直せ。

快成がいないと短長としての戦力がかなり下がっちゃうし、何より練習のモチベの維持が難しい。










そして、自分へ。


ブレイクスルーが起きるのはいつかわからない。

明日の前日練習中かもしれないし、全カレのレース中かもしれない。

もう起こらないのかもしれない。

努力ができたとは言わない。そうすると自分の上限を決めてしまう気がするから。

ただ、そのブレイクスルーが起きることを信じて継続して練習を積んできたという事実はある。

全カレの日くらいは自分のことを信じて賭けてみてもいいんじゃない?
















ハマれば、まじであります。




短距離2年大山滉翔


ぴろでした。